クレジットカード払いと現金払い、どっちがよいでしょうか。
クレジットカード払いと現金払いのメリット・デメリットを見てみましょう。
~目次ですぐ見る~
現金払いのメリット
手元にあるお金がわかりやすい
財布に入っている現金がわかりやすいところが現金払いのメリットです。
買い物をするとき、じっさいに現金をさわることで、いくらお金を使ったのか、いくら財布にお金が残っているのかを覚えておくことができます。
ムダ使いのセーブになる
ひとめぼれして衝動買いがしたくなったとき、財布と相談することができます。使えるお金は財布の中にある現金のみですからね。
ここでいったん財布と相談することで、ヒートアップした欲しいという感情を少し冷静にさせてくれます。
この現金を使っていいのか、そもそも欲しいって思ったけど、ほんとうに自分に必要なものなのかを考える時間ができるので、財布がムダ使いのセーブをしてくれます。
現金払いはお店側にメリットがある
クレジットカード払いをすると、販売するお店側にクレジットカード手数料が数%かかります。
さらに、クレジットカード会社からお金が支払われるのは翌月か翌々月になります。
現金払いはお店側にとって、手数料はかからないし、そのままその月の売上に入るのでお店側にはメリットがあります。
販売するお店側がクレジットカード払いを導入しているのは、お金を管理しやすいこともありますが、一番はお客さまの利便性を思ってこそ。
なので、知り合いのお店や個人商店で支払う場合は、現金払いのほうが喜んでもらえるかもしれませんね。
地方へ旅行するときは現金で
都会や街など人や店が多いところに住んでいるとクレジットカードが使えないというお店はあまり見かけません。
しかし、自然豊かな地方や田舎へ行くと、クレジットカードが使えない現金払いのみのお店も多いです。
旅行に行くときは、多少の現金を用意しておくと安心です。
現金払いのデメリット
ATMで現金をおろす手間が面倒くさい
現金は、銀行やATMでおろしてきますよね。ATMは、時間帯によって行列ができていることがあります。わざわざATMまで行って、並んでお金をおろすの面倒くさくないですか。
ATMで手数料がかかる
ATMで現金をおろすとき、時間外や契約によっては手数料がかかります。
手数料は100円くらいだからまあいいかと思っていると、あれよあれよという間にランチやディナーが食べられるくらいの手数料を支払っていることもあります。(^^;)ご注意を。
レジで現金を探す時間がかかる
コンビニやスーパーで買い物をしたとき、財布から小銭をさがしていませんか。小銭をじゃらじゃらと取り出すのも意外と時間がかかります。
それに、うしろに並んでいる人からのプレッシャーを感じるのはわたしだけでしょうか。
財布がぽっちゃりさんになる
現金払いを続けていると、せっかくのお気に入りの財布が小銭でパンパンになることがあります。
小銭はこまめに出さないとたくさん集まってきちゃうんですよね。
100円玉ばかりなら嬉しいけど、1円玉、5円玉ばかり増えると探しにくくなって、小銭を探す効率が悪くなります。
本当に欲しいものが買えなくなる
現金しか持ち合わせていないとき、今財布にこれだけの現金しか入っていないから買えない、ということがあります。
あとから、本当は欲しかったな、あの時思い切って買っておけばよかったな、と後悔することがあるんですよね。
お金は銀行にあるのに、来月給料が入れば買えるのに、という後悔はちょっと悲しいです。
クレジットカードのメリット
ポイントや割引、サービスが受けられてお得!
クレジットカードの種類によって、クレジットカード払いをするとポイントが貯まったり、商品が5%割引になったり、特別なサービスを受けられることがあります。
楽天カードなら、楽天ポイントで好きなものが買えるし、ANAやJALならマイルを貯めて飛行機に無料で乗ることができます。
お金を支払って、さらにお得がついてくるなんてハッピー!
レジでもスムーズに支払いができる
コンビニやスーパーで食品などを買い物したとき、クレジットカードで支払うととてもスムーズです。財布から小銭を探さなくていいし、ほとんどのばあいサイン無しでOKです。
うしろに並んでいる人からのプレッシャーも感じなくていいのでストレスフリー!
支払いを先延ばしできる
今しか買えないものが欲しいけど、今月は少し余裕がなくて現金がないというとき。
来月にお給料が入って支払いができるのなら、クレジットカード払いで買うことができます。
引き落としは、来月か再来月になるので、今買わなきゃ絶対に後悔するというものを逃さなくてすみます。
ただし、ご利用は計画的に、ね!
家計簿がつけやすい
クレジットカード払いをすると、クレジットカードを利用した日時、店舗名、金額の履歴がクレジットカード会社のシステムに自動的に記録されます。
その明細書は、クレジットカード会社から紙で送ってもらうこともできますが、パソコンやスマホ、タブレットを利用すると、いつでも気軽に自分で確認することができるんです。
また、クレジットカード利用明細書と家計簿アプリを連動させることもできるので、家計簿が続かない三日坊主な人でも気軽に家計簿がつけやすくなります。
銀行振込や代引の手数料がかからない
インターネットで商品を購入したとき、クレジットカード払いを利用するとかかる金額は商品代+送料です。
クレジットカード以外の支払い方法の場合、たとえば銀行振込、郵便振替、代金引換、コンビニ決済にすると、別途手数料がかかることがあります。
クレジットカードのデメリット
じぶんがいくら使ったかわからなくなる
現金払いのばあい、財布の中を見て、いくら現金が残っているかを確認すれば、いくら使ったかをだいたい知ることができます。
クレジットカードのばあい、いくら使ったかを確認するためには、レシートを見ないとわかりません。
クレジットカードは冷静に買い物をしないと、ついつい買いすぎちゃうことがあります。
盗難や不正利用がこわい
クレジットカードを盗難されたらどうすればいいの?もし不正利用されたらどうしよう。
そんな不安があります。
現金のばあい、その金額分を盗まれるだけですむけど、クレジットカードを使ってたくさん買い物されたらどうしようと心配になります。
これは、対策を知っていればそれほど心配することはありません。ちょっと面倒ですけどね。
利用規約をよく読んで、事前にカードが無くなった時のカード利用を停止することができる連絡先など対処法を知っておくことが大事です。
不正利用は請求されないこともあるので実質的な被害を受けることはそれほどありませんが、盗難補償などがしっかりついているクレジットカードを持っていると安心です。
サインするのが面倒くさい
クレジットカードでサインするのって面倒くさいって思っていませんか。もしくは、字がキレイじゃないからと敬遠したりしていませんか。
最近はサインなしでもOKのお店が増えていますのでご安心を。
それでも、サインが必要なときはちょっと緊張してドキドキします。
使い分けが大切
現金払い、クレジットカード払いともにメリット・デメリットがあるということがわかりました。
けっきょく、「現金払いとクレジットカード払いはどっちがいいの?」と思われたかもしれませんが、わたしは時と場所によって使い分けることが大切だと思うのです。
現金払いのメリットとクレジットカード払いのメリットをうまく使い分けてこそ、かしこく、かわいく、ハッピーになれると思っています。
「キホンはクレジットカード、こういうときは現金で」といったような自分ルールを作ることで、自分らしくハッピーライフをおくれるのではないでしょうか。
現金払いとクレジットカード払いのメリット・デメリットを最後までご覧いただきありがとうございました。